ファインシャットSP0.2 薄型テープ仕様を販売開始

こんにちは、コプロ新製品担当の鉄平です。

 

内面反射防止シート、ファインシャットシリーズに、薄さを追求した製品ラインナップを追加いたしました。

ファインシャットの売りは「薄さ」です

そもそもファインシャットの売りの一つは薄さです。もし植毛によって光吸収機能を持たせたいならば、毛足の長いパイルを使用する必要があります。そのため、通常光吸収をうたう植毛品は、厚み0.6mm以上のラインナップが一般的です。しかし、ファインシャットは僅かな表層のマイクロ発泡層で光を吸収する仕組みですので、基材の厚みにかかわらず反射防止性能を得ることができます。その結果、厚み0.2mmからという驚異的な薄さのラインナップになっています。

 

薄型両面テープの追加

今まで弊社が標準で使用していた両面テープは、厚みが0.12mmのものでした。基材のPETフィルムも粘着剤も黒い、光学用途の特別な両面テープです。また基材が強靭なPETフィルムですので、テープを剥がす際にもちぎれず、かつ糊残りも少ないという高品質なものです。しかし顧客が求める用途によっては、0.12mmという厚みが問題となることがありました。

 

そこで今回、新たに厚み0.05mmの両面テープ「DIC#8616UJ-クロ-N」という品番を弊社標準テープとして加えることにしました。光学用の黒色であることと、再剥離可能なPET基材という仕様はそのままですが、剥離紙ではなく帯電防止処理済みの剥離PETとなりますので裏面も黒くなりました。コストも従来よりもXX%アップです!

 

ファインシャットSP0.2とこの薄型テープをラミネートした製品を、

「ファインシャット SP 0.2 【薄型テープ仕様】 400mm x 500mm」

として、従来価格から200円アップの4400円にてアマゾンで販売開始いたします。

Amazon販売ページはこちらになります。

 

例えばボケのケラレの怖いマウントアダプターの内面反射防止用など、反射防止に薄さが必要な場面は多々あります。またテープが薄いということは、端面反射も軽減されるというメリットがあります。

 

コストアップが気にならなければ、とりあえず薄型タイプを選んで頂くのが良いかと。ぜひご検討下さい。