真・黒色無双 旧製品からの変更点について

皆様こんにちは。コプロの新製品担当、鉄平です。

2020年10月、光陽オリエントジャパンの超低反射塗料「黒色無双」は「真・黒色無双」へとモデルチェンジいたしました。発表からしばし時間が経ってしまいましたが、新商品がどのように改善されたのか気になっていた方も多いハズ!

本ブログにてしっかり解説させて頂きます!

欧州の環境規制REACH、RoHSに対応いたしました

 従来の黒色無双は、その顔料の製造工程に由来するクロム、銅を含んでおりました。黒の顔料の製法としては一般的なもので、国内での使用に関しては問題ございません。しかし、欧州の厳しい輸入規制には非適合となり、現地での輸入が出来ないという欠点がございました。

 

 黒色無双塗料は幸いにもネットメディアの記事やSNSを通して、海外の方にも情報が伝わっており、使ってみたいという多数の声を頂いております。

 そのような声に応えるため、REACHやRoHSといった、欧州の環境基準に対応できるように配合を見直しました。

 

 これが真・黒色無双の最も大きな改善点となります。

 もちろん、実際に人体や環境への影響も軽減されておりますので、より一層扱いやすくなったとも言えます。

より黒くなりました

黒色無双と真・黒色無双 筆塗りでの違い

 配合を変更するにあたり考慮したのが、旧製品と同等以上の黒さにすることです。これは無事達成することができました!写真は従来の黒色無双(左半分)と真・黒色無双(右半分)を筆で塗って比べたものです。この違いが分かりますでしょうか?

ディスプレイによっては分かりづらいかもしれませんが、実物を見ていただくとこの違いは分かって頂けると思います。

 

本当はエアブラシで黒く仕上げて欲しい黒色無双ですが、絵画用途などでの筆塗り仕上げでも、一層効果的になったと思います。

黒色無双 反射率データ

 そして上記は、それを裏付ける全反射率の比較データです。弊社では黒さの指標として使用しており、反射率が低いほど黒く見えます。

 測定値でいうと、筆塗りでの黒色無双が可視光全反射率平均1.25%程度なのに対し、同じく筆塗りの真・黒色無双は1.10%程度まで低減することが出来ました。 

 またエアブラシ塗装時については数値上は僅かに改善しておりますが、こちらは本当に僅かな差ですので、見た目にはなかなか違いが分かりません。ほぼ同等とに感じると思います。 

まとめ

 以上、真・黒色無双と旧商品との違い、おわかり頂けましたでしょうか。日本、及びアジアでは、黒色無双は主にガンプラを始めとする模型分野で注目を集めました。しかし欧米ではアート分野で注目されるのではないかと予想しております。海外の方のインスピレーションにより、どのような作品が生まれるのか大変楽しみなところです。

 

 日本が生んだ世界一黒い水性アクリル塗料。世界に衝撃を与える黒船として、今後はどんどん海外アーティストにご紹介をしていきたいと思います!海外で生まれた優れた作品は、公式ツイッターを通してどんどんご紹介していくつもりですので、フォローよろしくお願いいたします!!

Twitter@KoPro18

 

それでは次回ブログでまたお会いしましょう。

 

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コメント: 3
  • #1

    秋ゆかり (月曜日, 31 5月 2021 22:56)

    アーティストとして、この真・黒色無双にとても興味があります。
    作品の中にブラックホールのような真っ黒なところがあり、しかも正面からはブラックホールのように穴が空いているかのような感じなのに、横から見たら黒い半立体がそこにあるような作品ー錯覚を生み出すような作品を作ろうと思っています。
    そこで質問ですが、こちらの近赤外吸収植毛布「IR1500」は、折ったり寄せたり(ギャザー)ウエーブを入れたりすると、正面から見た時に立体感が出てそこに立体があることが分かりますか?
    ファインシャット極(ウレタン)の裏面シール付きの裏面に、普通の黒色の布を貼り付けて、布帛にして波のようにウエーブなどを作った場合は、正面から見た時に立体感が分かりますでしょうか?
    あくまでも正面から見た時は、その中に立体が含まれていても、それが分からないものを求めています。

    何か良い提案はありますか?
    よろしくお願い致します。

  • #2

    秋ゆかり (月曜日, 31 5月 2021 23:12)

    もうひとつ、真・黒色無双を発泡スチロールに塗る場合、下地にアクリル絵の具のジェッソを塗ってからイージーペインターなどで、塗装しようと思っていますが、プライマーなどの下地は必要ですか?

    それと基本的に平面作品(立体部分は厚みとして30cmーその部分に発泡スチロールを使う予定)、1940mmx1680mm前後の大きめ作品の制作なので、御社の布系のものをもしも下地に使う場合、幅が足りないので継ぎ足しすることになりますが、継ぎ足し部分が目立たない方法はありますか?
    いろいろすみません。
    よろしくお願い致します。

  • #3

    KoPro (木曜日, 03 6月 2021 16:56)

    秋ゆかりさま

    ご質問ありがとうございます。
    黒さの感じ方は照明環境や記録する媒体により大きく異なりますため、現品を見ていただいた方が良いかと思います。
    サンプル送り先をお問合せフォームよりご連絡下さいませ。

    よろしくおねがいします。